警戒レベルとは、災害発生の恐れの高まりに応じて 5 段階に分類した「居住者等がとるべき行動」と、その「行動を促す情報」(避難情報等:市町村が発令する避難情報と気象庁が発表する注意報等)とを関連付けるものであり、防災気象情報の発表を受けて、自らの判断でその時点で最善の安全確保行動をとれるようにと設定されています。
そして、令和 3 年 5 月 20 日から警戒レベルが更新されました。例えば、従来、警戒レベル 4 は「避難指示(緊急)」、「避難勧告」とされていましたが、「避難勧告」が廃止され、警戒レベル 4「避難指示」で危険な場所から全員避難するようにと更新されています。

警戒レベル
内閣府 避難情報に関するガイドライン(令和 3 年 5 月改定、令和 4 年 9 月更新) P34 より

災害が発生した際、行動を促す情報が関係省庁より提供されていますので、それらの情報を統合し、リアルタイムに収集することで自組織の事業継続計画(BCP)の実行に役立てることができるようにもなります。

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