フィリピンの人口統計や交通・目標物データで市場分析や商圏分析
商圏分析・エリアマーケティング特化型 GIS ソリューションである ArcGIS Business Analyst には、170 以上の国や地域のデータと共に商圏分析用のツールが搭載されており、すぐに海外での商圏分析を行うことができます。ここでは、フィリピンの商圏分析に役立つ各種データをご紹介します。
フィリピンは約 7,600 の島々からなり、人口が 1 億人を超える東南アジアの中核となる国の 1 つです*1。日本との関係も深く、令和 2 年度国勢調査 (2020 年) によると、国際結婚したすべての組 (日本人男性 – 外国人女性、外国人男性 – 日本人女性、外国人男性 – 外国人女性) の中で、日本人男性とフィリピン人女性の組が 2 番目に多いことが分かっています*2。
※ 本記事は 2024 年 6 月時点の情報に基づいています。最新情報はヘルプ ページ(英語)をご参照ください。
- *1 外務省 (2021) 「フィリピン共和国 (Republic of the Philippines) 基礎データ」
- *2 e-Stat「令和 2 年度国勢調査 夫の国籍、妻の国籍別夫婦数(一般世帯)-全国」
フィリピンの統計データ
フィリピンの統計データは、Philippine Statistics Authority に基づき Michael Bauer Research GmbH が提供する Standard Demographics です。
区画レベル
フィリピンの統計データは以下の区画レベルで構成されています。
区画レベル | 区画数 |
Country | 1 |
Regions | 17 |
Provinces | 87 |
Municipalities | 1633 |
統計項目
人口・年収・年齢・世帯・消費の計 5 カテゴリ、全 106 変数が提供されています。データソースや年度については、ヘルプ ページや Release Note(英語)をご確認ください。
特徴的な変数
人口総数や世帯総数、年代別人口などの基本的な統計変数以外に、以下のような特徴的な変数があります。詳細な変数は Data Browser から確認することも可能です。
インフォグラフィックス
フィリピンの Standard Demographics には、以下の標準テンプレートが用意されています。ArcGIS Business Analyst Web App Advanced を利用すると、独自のテンプレートを構築することも可能です。
フィリピンの目標物データ
フィリピンでは Foursquare 社による目標物(POI)データが提供されています。
その他データ
ArcGIS Living Atlas of the World から以下のデータが提供されています。
フィリピンの道路ネットワーク データ
フィリピンの道路ネットワークは、履歴およびライブ交通情報をもとに速度設定されています。そのため、解析結果は、日時を変更すると変わります。詳細はヘルプ ページをご参照ください。
フィリピンの住所データ
住所情報を地図上に落とすためのジオコード データで、フィリピンは 2 番目に高い「レベル 2」に位置します。詳細はヘルプ ページをご参照ください。
フィリピンの商圏分析に役立つソリューション
ArcGIS Business Analyst 上では、上記データをすぐに利用することができます。また、データを利用するだけでなく、自社で保有するデータを地図上に落として、到達圏を作成し、人口統計を集計するなど、すぐに解析を行うことができます。
21 日間の無料トライアルもご用意してありますので、お気軽にお問い合わせください。