2020 年 12 月 9 日に、クラウド GIS である ArcGIS Onlineの最新バージョンをリリースいたしました。
主な新機能は以下です。
メンバーのプロフィール ギャラリーの機能拡張
メンバーのプロフィール ページに表示されるアイテムのギャラリーをカスタマイズできるようになりました。アイテム ピッカーを使用してプロフィール ギャラリーに掲載したいアイテムを選択し、ドラッグ & ドロップで並べ替えができます。
組織のアプリへのアクセス管理
組織のメンバーが使用できるアプリをより制御できるようにするために、組織の管理者は、Esri のデフォルトのアプリケーションへのアクセスをブロックできるようになりました。すべてのユーザー タイプで使用可能な、設定や権限によって制御できないアプリをブロックすることができます。
アクセスをブロックすると、アプリ ランチャーとアイテムの [開く] ドロップダウン メニューからアプリが削除され、メンバーが URL からアプリを開くこともできなくなります。
組織の利用状況のモニタリング
組織の管理者が利用状況を監視および評価する方法として、以下の 3 つの新しい方法が追加されました。
- 管理者は、組織の概要ページで、組織に割り当てられたフィーチャ ストレージの現在の使用状況を確認することができます。
- メンバーごとの週単位または月単位のクレジット利用状況の詳細を表示するクレジット レポートに、ArcGIS Notebooks の項目が含まれるようになりました。
- 組織のアクティビティ レポートを、週や月単位に加えて、日単位で作成できるようになりました。
HTTPS 通信強制化
ArcGIS Online では、すべてのデータが暗号化され、機密性が向上し、機密性の高いデータを保護するために HTTPS を使用するようになりました。HTTP URL はアクセスできなくなります。
アイテムを HTTPS に更新する方法については「ArcGIS プラットフォームの HTTPS 通信強制化に関する重要なお知らせ」をご参照ください。
Internet Explorer 11と Microsoft Edge レガシのサポート終了
Microsoft による Internet Explorer 11 と Edge レガシのサポート終了に伴い、ArcGIS Online でも Internet Explorer 11 と Edge レガシがサポート対象外となりました。パフォーマンスの問題を回避するために、最新バージョンの Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、または Microsoft Edge の使用をお勧めします。
詳細については「Internet Explorer 11 および Edge レガシのサポート終了について」をご参照ください。
新機能の詳細につきましては、後日 ArcGIS ブログでご紹介します。
注) バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ (インターネット一時ファイル) を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。